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労働安全衛生 改善事例

労働安全衛生

安全を確保しようという気にさせためには、危険な職場で働く 人たちが、自分たちで危険箇所を点検し、どんな危険があるか について想像力を働かせ、危険回避の方法をくふうして、安全 のルールづくりに参画することが大切です。

参考文献:

1.安全の見える化 事例集 大阪労働局

2.絵で見る創意くふう事典  第2章 安全  創意社

 

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パワーポイントで作成した資料です。

改善事例1:責任の明確化

内容

職場において、安全衛生推進者に選任された者を写真入りでポスターにして掲示することにより、本 人の自覚と安全衛生推進者の周知を図っている。

効果

この掲示により各担当者の安全意識が向上した。

写真

改善事例2:責任の明確化

内容

各機械ごとに管理担当者を決定し、機械に顔写真付きの担当者表示を行っている。

効果

担当者に責任感が生まれ、しっかりと安全管理が行われるようになった。

写真

改善事例3:ポカヨケ

内容

手指が挟まれる箇所に、インタロック機能付きの囲いを設け、併せて注意喚起のため危険表示をして

いる。

効果

ハード面からのポカヨケ対策と見える化による安全注意により災害ゼロ。

写真

改善事例4:注意表示

内容

脚立での指の挟まれ事故を防止するため、踏み台に注意喚起表示をしている。

効果

各担当者の安全意識が向上した。

写真


改善事例5:点検中

内容

修理中の装置の元電源に、担当者氏名を記載した操作禁止札と装置番号を記載した修理札を表示して いる。運転中の装置の修理札はホワイトボードの定位置に集め、各装置の運転中・修理中の別がひと 目見て分かるようになった。

効果

修理、点検中の事故がゼロ。

写真


改善事例6:安全作業の標準化

内容

ごみを回収して施設に集約しておくロータリードラムに、その使用方法と立入禁止ゾーンの表示を行 い安全作業に努めている。さらに安全な作業手順を分かりやすく写真付きで掲示している。

効果

各担当者の安全意識が向上し、災害ゼロ。

写真

    


改善事例7:安全衛生保護具

内容

卓上グラインダを使用する際に、保護メガネの着用を徹底するため、ステッカーを機械に貼り付け、 注意喚起を行っている。

効果

各担当者の安全意識が向上し、全員が保護メガネを着用するようになった。

写真


改善事例8:見える化

内容

ターンプーリーの巻き込まれ災害防止対策として、プーリーの回転がひと目で分かるようプーリー側 面に矢印を表示し、注意喚起を図っている。

効果

各担当者の安全意識が向上した。

写真


改善事例9:指差呼称

内容

原料を釜に投入するとき等、釜を開閉する際のはさまれ巻き込まれ災害を防止するための指差呼称の 作業手順を分かりやすく表示している。

効果

各担当者の安全意識が向上し、災害ゼロ。

写真


改善事例10:指差呼称

内容

属加工用帯のこ盤に、指差し呼称のポイントや危険表示を行うことで、はさまれ・巻き込まれ災害防 止を図っている。

効果

各担当者の安全意識が向上し、災害ゼロ。

写真


改善事例11:巻き込み

内容

研削機械について、スイッチを切った後も慣性で回転を続ける丸歯に巻き込まれる災害を防止するた め、「停止後10秒数え、回転中は手を出さない」よう注意喚起している。

効果

各担当者の安全意識が向上し、災害ゼロ。

写真

改善事例12:過去事例

内容

過去に発生した災害発生場所に、同種災害防止のため、その災害状況を再現した写真を掲示して注意 喚起を図っている。

効果

各担当者の安全意識が向上し、災害ゼロ。

写真

改善事例13:見える化

内容

化学設備に設置される送給バルブについて、送給量を間違えないようにするため、バルブの開閉装置 に表示板を設けて、送給量を可視化している。

効果

見える化により安全意識が向上し、災害ゼロ。

写真

改善事例14:安全表示

内容

工事用車両の運転者に対して、最低限守るべきルールを運転席側のドアに表示している。

効果

基本ルールの周知がなされ、運転者の失念防止によりヒューマンエラーのリスク低減を図っている。

写真


改善事例15:高さ表示

内容

ストックヤードにおいて、荷を高く積み上げないように柱にラインを引き注意喚起を図っている。

効果

ルールの周知がなされ、のリスク低減を図っている。

写真


改善事例16:フォークリフト安全

内容

朝の安全指示として「フォークリフト停止の五原則」を呼びかけるだけではなく、フォークリフトの 車体にプレートを貼り付けることにより、運転者の安全意識の高揚を図るとともに、実際にフォーク のおろし忘れ等による接触災害防止に繋がっている。

効果

見える化により安全意識が向上し、災害ゼロ。

写真


改善事例17:死角の見える化

内容

大型フォークリフトであるため、広範囲に死角があったが、後方を確認するためのモニターを設置する ことで、危険防止を図っている。

効果

死角がなくなり、災害ゼロ。

写真


 

モニター設置

 

 

改善事例18:自動停止

内容

部品を運ぶ台車を作業者が無線操縦していたが未熟練者によっては車止めに激突させて、部品を壊し たり、台車を損傷させてしまうことがあったので 車止めより手前に光電管を設置し台車が光電管を 遮ると自動的に走行が止まるようにした。

効果

衝突、台車破損がゼロになった。

写真

    

 


 

 

改善事例19:着色

内容

フォークリフトの輪止めを黄色に着色し、輪止の設置を確認しやすいよう工夫している。。

効果

安全意識の向上。

写真


改善事例20:責任の明確化

内容

フォークリフトの運転者を分かりやすく表示、連絡先の内線番号を記載しているので、危険な運転を 発見した場合に通報できる。

効果

運転者は安全作業を心がけるようになる。

写真


 


改善事例21:見える化

内容

元請担当者が工事用機械に「月例点検実施報告ステッカー」を貼ることで点検状況の「見える化」を 図っている。

効果

月例点検の実施・未実施を容易に確認でき、工事用機械の点検の失念防止を図っている。

写真


 

改善事例22:蛍光色

内容

高速道路上での夜間作業において、移動式クレーンのブーム、吊りフック、アウトリガの端部に高輝 度テープを施し、視認性を向上させる。

効果

重機突出部や作業員との接触、架空線事故の発生を防止している。

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改善事例23:目印の表示

内容

天井クレーンのフックに作業者が頭部をぶつける危険を防止するため、クレーンのフックを静止させ る高さを地上2メートル以上(人間が歩行して頭をぶつけない高さ)とし、フックと常に一緒に動く ペンダントスイッチのケーブルに目印をすることで、フックの停止位置の目安としている。

効果

フックによる作業者が頭部をぶつかる災害ゼロ。

写真


 

改善事例24:色別

内容

玉掛用吊具の種類・径・長さを色別に表示して、玉掛け者が吊り具の選択を誤らないようにしている

効果

玉掛用吊具のご使用による災害ゼロ。

写真

改善事例25:パトライト

内容

職場において、工事用車両と労働者との接触防止のため、スロープ上を走行している工事用車両を労働者側から容易に認識するため、パトライトを設置している。

効果

工事用車両と労働者との接触防止ゼロ。

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改善事例26:ドアの開閉

内容

出入口の通行ルールとして、二枚扉に一方通行表示をして出会い頭のリスク低減を図っている。

効果

ドアの開閉による災害ゼロ。

写真

改善事例27:鏡ミラー

内容

安全帯の着用など服装のチェックポイントを示したを製作し、そこに立つことで、装備の不備がひと目で分かるようにした。

効果

きっちりとした服装を心がけさせることにも貢献している。。

写真

改善事例28:5S

内容

工具置場を設け、かつ一目で見やすいよう壁に掛けて保管している。

効果

探す手間の省力および道具に置き忘れ防止に効果的。

写真


改善事例29:

内容

ガソリンスタンドでタイヤ交換時、ジャッキの棒に気がつかず、つまづきそうになった。ジャッキの棒を黒黄に塗り見えやすくした。

効果

転倒の防止。

写真


 

 


改善事例30:ガラス扉衝突 防止

内容

ガラス扉が見えず、ぶつかる危険がありガラスに衝突防止マークを貼った。

効果

ガラス扉衝突の災害ゼロ。

写真

改善事例31:ドア開閉

内容

右開きのドアの左に立つと中の人がドアを開けたとき、はさまれそうになるので危険」の標識を表示した。

効果

ドア開閉時の災害ゼロ。

写真

改善事例32:

内容

はしごは60度から75度の範囲で使用するが角度を確認できるよう安全角度表示器を取り付けた。

効果

はしごかからの転倒の防止。

写真

改善事例33:凸面鏡の活用

内容

原料操作位置から階下が見えにくかった、壁に凸面鏡をとりつけた。

効果

操作ミスの防止。

写真

 

改善事例34:棚の色別化

内容

棚の高さは80㎝、90㎝、95㎝の3種類があり、プラッターで商品を持ち上げたとき積み上げた高さが高すぎると、商品が落下する危険があった。
[改善後]
ラック棚の支柱を高さによって色分けし、プラッターの支柱の位置にも同じ色の印をつけた。

効果

入れようとする棚の高さが一目で分かるようになり、事故防止につながった。

写真

改善事例35:カバー

内容

面取装置は1歯削るごとに次の歯の位置を割り出してまた削る。割り出し中は機械が止まっているように見えるためにうっかり手を出しそうになり非常に危険だった。
切削油を面取り装置の真上に導いて平たいノズルで噴射し、装置作動中はオイルカーテンで覆われるようにした。

効果

これによって容易に手を入れようとはしなくなった。

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改善事例36:回転表示

内容

研磨作業の危険要素をなくすため、次のような改善を行った。スイッチを入れると青、回りだすと赤のランプがつく。スイッチを切っても回っている間は赤のままで危険を知らせる。

効果

これによって回転しているかを目で確認できるようになった。

写真

改善事例37:カバー型治具

内容

ツールをセットするとき刃先が裸のまま上を向いていたので非常に危険だった。また、スパナはすべる危険があったのでカバー型治具を作成しスパナの代わりにラチェットを使うようにした。

効果

安全性と作業性の向上。

写真

改善事例38:火花カバー

内容

砥石が半分露出しており、回転中接触したり、破片が飛び散る危険があった。
[改善後]火花カバーを取り付けた。

効果

砥石切断火花・チップソー切削粉・粉塵の飛散防止。

写真

改善事例39:安全カバー

内容

安全カバーがノコ歯の上にしか付いていなかったので、形材を押える手がノコ歯に触れる危険があったので図のような安全カバーをとりつけた。

効果

手が滑った時の危険防止。

写真


改善事例40:吊り替え金具

内容

荷物を吊り替えるとき、もう1本ワイヤーをとりつけると重心が傾いて危険だった。
図のような吊り替え金具を作り、重心を移動させずに吊り替えられるようにした。

効果

落下防止。

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改善事例41:ワイヤー破損

内容

吊り荷を回転させるとワイヤーに無理な力が加わる。
フック(引っ掛け具)を回転式にし、方向を自由にした。

効果

ワイヤー破損防止。

写真

 

 

改善事例42:電柱上のボルト止め

内容

プレートの穴にボルトを通そうとする時、ボルトが逃げないように反対側を押えながらプレートをとりつけるが高い柱上作業で姿勢が不安定になり、危険だったので図のようなボルト留め金具を作り、ボルト脚部にパチンとはめ、ボルトが逃げないようにしてプレートにつけるようにした。プレートのとりつけが終わるとボルト留め金具を引く抜く。

効果

安全な姿勢で作業が可能。

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改善事例43:底開きBOX

内容

切粉や溶接クズを含んだ重いゴミをフォークリフトで持ち上げて捨てていたが底の開くダストボックスを作りフォークでゴミ捨て場の上に持ち上げて底を開いて捨てるようにした。

効果

安全性と作業性の向上。

写真

改善事例44:伸縮コード

内容

鋳物型の砂を供給するコンベア装置は伸び縮みするが、それに合せてコードが床を這い、足をひっかけそうになったのでコンベアの伸び縮みにあわせてコードがコンベアに沿って伸縮するようにした。

効果

安全性と耐久性の向上。

写真


改善事例45:すべり止め

内容

台車を計量台の上に載せるとき、重い上に鉄板が滑りやすく、腰痛を起こしやすかったので計量台の鉄板にすべり止めテープを貼った。

効果

安全性の向上。

写真

 

改善事例46:指差喚呼を徹底する

内容

レーンの吊荷は、確実に取り付けられていることを目で確認し、「吊荷によし!」と声に出し、指で吊り荷を指してから吊り上げる。そのことの徹底を促すカンバンを作り、竿チェーンに取りつけた。

効果

安全意識の向上。

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