規準型抜取検査 sampling inspection
抜取検査の型のうち,出荷側に対する保護と受取側に対する保護の二つを規定
し,両者の要求を満足するように組み立てた抜取検査.
出荷側に対してはなるべく合格としたい不適合品率poと生産者危険(α)を設定し,受取側にはなるべく不合格としたい不適合品率 p1と消費者危険(β)を設定し,両方を満たす抜取検査方式を設計する(平均値を保証する検査の場合には,poの代わりにm0,p1の代わりにm1を設定する.
普通,生産者危険α=0.05,消費者危険β=0.10の値が用いられる.
この型のJISの抜取検査にはZ 9002(計数規準型一回抜取検査),Z 9003[計量規
準型一回抜取検査((σ既知)],Z 9004[計量規準型一回抜取検査((σ未知)]がある.
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