限界品質水準(LQL) limiting quality level
「一連の継続的ロットを考えたとき,抜取検査の目的では不満足な工程平均の限
界と考えられる品質水準.」(Z8101-2)
→「検査特性曲線」(OC曲線)の図
調整型抜取検査では,継続して検査される一一連のロット全体の品質を考慮して
設計しているが,1同限りの検査や,口ットが独立して継続したロットとは考え
られない場合には,検査の対象としているロットそのものについての検査を行う.
このようなときに,検査の条件として, 検査で不合格と判定したい品質水準として,限界品質水準を指定する.
調整型抜取検査では,満足と考えられる品質水準としてAQLを指定するのに
対して,この場合は不満足な品質水準としてLQLを指定する.
この型の抜取検査として,Z 9015-2(計数値検査に対する抜取検査手順一第2
部:孤立ロットの検査に対するLQ指標型抜取検査方式)がある.
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