サーブリッグ therblig
「人間の行う動作を目的別に細分割し,あらゆる作業に共通であると考えられる18の基本動作要素に与えられた名称.
備考:サーブリッグ記号は,改善の着眼を考慮して次の3種類に大別される.
第1類は作業を行うときに必要なサーブリッグであり,“手をのばす(transportempty)”,“つかむ(grasp)”,“運ぶ(transport-added)”,“組み合わせる(assemble)”, “使う(use)”,“分解する(disassemble)”, “放す(release load)”,“調べる(inspect)”
がある.第2類は作業の実行を妨げるサーブリッグであり,“探す(search)”,“選ぶ(select)”,“見出す(nnd)”,“前置き(preposition)”,“位置決め(position)”, “考える(plan)”がある.第3類は作業を行わないサーブリッグであり,“保持する(holding)”,“避け得ぬ遅れ(un-avoidable delay)”,“避けうる遅れ(avoid-able delay)”,“休む(rest)”がある.」 (Z 8141)
ギルブレス(F.B.Gilbreth, 1868-1915年)が考案したもので,自分の名前の反対綴りを名称として与えた.サーブリッグは表のように18種類の基本動作に分類され,人間の動作はすべてこれらの基本動作により成り立っているが,これの分析手法をサーブリッグ分析という.
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