ばらつき dispersion
「観測値・測定結果の大きさがそろっていないこと.又は不ぞろいの程度.ばらつきの大きさを表すには,標準偏差などを用いる.」(Z 8101-2)
統計的ばらつきは、全データが同じであればゼロであり、データ間の差異が大きければ大きいほどばらつきも大きい。ばらつきを示す重要な値として標準偏差がある。標準偏差は分散の平方根で表される(分散自体もばらつきを示す値)。
大きさを評価するには,標準偏差や平均絶対偏差など「中央」(平均やメディア
ン)からの偏差に基づく指標か,範囲や四分位差などの順序統計量の差を用いる.
(分散)共分散行列のことをdispersion matrixということがある.
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