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安全ヘルメット、産業用ヘルメットの正しい選び方、使い方【図解】

安全ヘルメットの正しい着用方法

保護帽は正しく着用することが大事です。着用方法が誤っていると保護帽としての性能を発揮することが出来ません。職場でよく見られる誤った装着例は以下のとおりです。

安全ヘルメットのかぶり方

頭の上にちょこんと乗せるようにかぶったり、後ろに傾けてかぶる、あみだかぶり(写真)。このようなかぶり方では、ちょっとしたはずみで保護帽が脱げてしまいます。真っ直ぐにかぶることが大切です。

正しい保護防止のかぶり方ポイント

1.ヘッドハンドを正しく調整。

2.真っ直ぐに深くかぶる。

3.あごひもをきちんと締める。

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画像出典先:知っておきたい保護具のはなし

安全ヘルメットのヘッドバンドの調節

ヘッドバンドのサイズを調節しないで着用している場合が、しばしば見うけられます。
ヘッドバンドは、各人の頭の大きさにフィットするよう調整するためのもので、これを
怠ると脱げやすくなるなど正しい装着ができません。調節部が二重になっているものは、
両方の大きさを調整する必要があります。

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安全ヘルメットのあご紐 |あごひも

脱げ防止のためには、あごひもをきちっと留めることが必要ですが、暑苦しい、うっとうしいということでゆるめていたり、前のひさしの部分に掛けているものがみうけられます。

あごひもをきちんと締めていないと衝撃を受けた場合、あるいは転倒・墜落した場合に保護帽が脱げて重大な傷害をうけることになります。

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以上、保護帽も作業に合わせて適正に選定し、正しく装着(写真)することにより、万が一の場面において保護帽の役目を果たすことを理解することが重要です。ただ、頭にのっていればいいわけではないことを作業者に教育することが重要です。

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安全ヘルメット、保護帽点検 20のチェックポイント

保護帽は、使い続けていると、劣化したり、傷が生じたりします。そのような保護帽は、そまま使用することは厳禁で、交換等の措置をとる必要があります。次に示すのは、保護帽を点検する際のチェックポイントです。毎日の作業を始める前に、これらをポイントとして保護帽を点検しましょう。

帽体(樹脂製)
① 縁に欠損または亀裂があるもの
② 衝撃の跡が認められるもの、擦り傷が多いもの
③ 汚れが著しいもの
④ メーカーがあけた以外の穴があいているもの
⑤ 着装体取付部に亀裂があるもの
⑥ 著しい変色が認められるもの
⑦ 帽体と着装体の取付部に破損等があるもの
⑧ 変形しているもの
着装体・あごひも
① 使用者が改造したもの
② 環ひもが伸びたり著しく汚れているもの
③ 縫い目がほつれているもの
④ ヘッドバンドが損傷しているもの
⑤ 汗、油等によって著しく汚れているもの
⑥ あごひもが損傷したり著しく汚れているもの
⑦ ハンモックが損傷しているもの
衝撃吸収ライナー
① 熱、溶剤等によって変形しているもの
② 著しく汚れているもの
③ きず、割れが著しいもの

安全ヘルメットの保守管理|ヘルメット耐用年数、寿命、使用期限

また、一度でも大きな衝撃を受けた保護帽、あるいは改造された保護帽は、たとえ外観に異
常がなくても交換する必要があります。このほかに、充電電路を取り扱う活線作業や活線近接

作業時に使用する感電防止のための「電気用保護帽」は、六ヵ月に一回、耐電圧性能の検査を
行うことが義務づけられています(労働安全衛生規則第三五一条)。
日本安全帽工業会では、プラスチックの基本性能をもとに、保護帽の交換時期の目安を示し
ています。交換時期の目安は以下の通りです。

材質 廃棄・交換規準
ABS、PC、PE製(熱可塑性樹脂) 異常が認められなくても3年以内
FRP製(熱硬化性樹脂) 異常が認められなくても5年以内
装着体 異常が認められなくても1年以内

安全ヘルメットの保管場所

●落下、衝撃を与えたりするおそれがない場所

ヘルメットは衝撃を与えると衝撃エネルギーを吸収できなくなってしまい、本来の性能を発揮できなくなります。安定した場所に置くことが重要です
●高温にならない場所

ヘルメットの衝撃吸収ライナーは熱によって変質します。暖房の近くや車中など、高温になる場所に保管しないようにしましょう
●直射日光が当たらない場所

衝撃吸収ライナーは、日光の紫外線にさらされ続けると劣化します。屋内でも窓際に保管するのは避けたいところです。
●風雨にさらされない場所

ヘルメットの衝撃吸収ライナーは発泡スチロールなので、水に濡れたまま放置しておくと劣化します。屋内保管が原則です。また、雨に降られて濡れてしまったら、水気を拭き取って日陰でしっかり乾かしましょう。

安全ヘルメットの洗い方、臭い消し

消臭(除菌・抗菌)スプレー使用

ヘルメットに消臭スプレーを使う、その際は除菌・抗菌能力を持つ製品を選ぶ。安定型次亜塩素酸水か70%エタノールが成分のものは効果が高い。または消毒用エタノールを水で薄め、スプレーして使うのも効果があります。

丸洗いする

丸洗いが可能なヘルメットはお湯の中に粉末酸素系漂白剤入れて丸ごと浸け置きし、1時間くらいしたら水でしっかりとすすぐ。

丸洗いができないヘルメットは雑巾に酸素系漂白剤を含ませ顎紐部分を拭き掃除して、1時間ほどしてから、固く絞った濡れタオルで清め拭きをして、漂白剤を吸い取ります。

分解して洗う

多くの工事用ヘルメットは、内部のヘッドギアやベルトを取り外すことが可能です、分解をする際は内部パーツをきれいに除菌・洗浄できることです。ベルト類は洗剤を使って洗って干したうえで除菌スプレーを吹き付けておきます。

天日干しする

洗った後は直射日光に当てて干しましょう。天日干しをすると、黄色ブドウ球菌などはかなりの数が減ります。

また、ヘルメットが2つあればローテーションが可能です。
*保護具グッツについては下記の文献に更に詳細な内容が記載されています。

参考文献:

1.保護具ハンドブック 社団法人 日本保安用品協会編
2.知っておきたい保護具のはなし 田中 茂 著

参考サイト:日本ヘルメット工業会

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