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作業用手袋、保護手袋の正しい選び方、使い方【イラスト図解】


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安全衛生保護具

 防振手袋 選び方|メーカー 価格 比較

振動工具等を長時間使用すると、手の血液循環に悪い影響を及ぼします。掌部に振動吸収効果の高いNBR(ゴム管)を挿入し、手に伝わる振動を軽減するタイプの他、エアーキャップや衝撃吸収材を入れた手袋もあります。

防振手袋を選ぶ際には,まずJIS規格に適合した防振手袋を選びます。その際,自身の手の大きさにふさわしいサイズを選ぶことが重要です。サイズの合わないの手袋を使用した場合,当然のことながら使いにくく想定していた振動軽減性能が得られないこともあります。また,自身の作業内容に応じて,作業のしやすさが得られるように防振手袋の形状を選択しましょう。

防振手袋は消耗品です。使用しているうちに防振材等の劣化により当初の振動軽減性能を発揮できなくなります。したがって,定期的に交換しましょう。

振動作業の人体への障害

振動障害とは、「振動を手、腕に伝える手持ち動力工具、機械などを使用することによって生じる障害を言い、レイノー現象を主徴とする末梢循環障害、末梢神経障害および骨・関節の障害などを主体としています。」

(1)末梢循環障害

工具の振動が手、腕の血管、神経に作用して手指の血液循環が悪化することで、白ろう病といわれるように手指への血流量が少なくなり、外見上白く見える症状です。他に手指の冷感、皮膚温の低下、爪を圧迫し圧迫解除後に爪の色の回復時間が遅れる症状がある。
(2)末梢神経障害

手指の神経が振動刺激を受けて、手指の痺れ等の感覚異常、萎縮が見られる。
その他振動感覚、痛覚、温冷感、触覚などの知覚の鈍さがある。症状は初め指先に発生し、その後手全体に広がり多発性神経炎となり手全体に知覚の鈍さが広がる。

3)骨・関節系の障害・疲労感

骨、関節の異常は指、手、肘、肩関節に変形がある。特に肘関節に障害が多く、この部位は振動が肩、頭などに伝わるクッションの役目をし、振動による関節症が起こりやすい。このため肘の痛みや肘が動きずらくなる。また関節症のため神経麻痺を起こし、筋肉の萎縮が発生する。

防振手袋は,JIS T 8114 「防振手袋」で規定されています。

 

JIS T 8114 防振手袋

この規格は、工業林業、土木建設業、製造業などの事業場において、工具、機械等から作業者の手に伝わる振動を軽減するための防振手袋について規定する。

防振手袋 防振性能

63hz、125hz及び250hzの各試験周波数における減衰値が、下記の値に適合するものでなければならない。

防振性能
試験周波数 HZ 減衰値 dB
63 6以上
125 10以上
250 10以上

低周波数の周波数範囲では、減衰値はほとんど認められないので、また500hz又はそれ以上の周波数範囲では減衰は比較的容易に得られやすく、試験の結果に誤差も入りやすいので、試験周波数として、63,125,250hzの3種類が用いられた。一般的に、防振性能ありと判断するには、少なくとも5dB以上の減衰値が期待されるので、上記3種類の試験周波数使用時の許容減衰値は、各周波数とも5dB以上に設定することが望まれる。

防振手袋 使用上の注意

①作業場で振動状態を確認する為に手袋を外して素手で確認する場合は10秒以内で行ってください。

②交換時期は掌部が擦り切れたり、破損し防振材が露出した場合等速やかに交換してください。

③手袋のサイズはきつめよりゆとりのあるものを選んでください。

 

その他のJIS規格、詳細は下記のサイトを参考にして下さい。

JISC日本工業標準調査会サイト 

防振手袋の日本工業規格はJIS T 8114です。JISC日本工業標準調査会サイト内のJIS検索から内容が閲覧可能です。(但し印刷不可)

*現在はIEインターネット エクスプローラーのみ閲覧可。

kikakurui.com |JIS規格票をHTML化したサイト

防振手袋の日本工業規格はJIS T 8114が全文、閲覧、印刷可能です。(但し図、イラスト含まず)

防振手袋 JIS T 8114

 

防振手袋 ゴム管方式

この方式は,天然ゴムのゴム管が,指と掌の各関節の間ごとに配置固定され,振動吸収効果と屈曲性に優れ,またゴム材の有する断熱と耐熱性が期待できるため,広範囲に使用されています。

防振手袋 イスト

 

 

 

 

 

 

 

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防振手袋 スポンジ方式

このタイプは,掌部ヘスポンジを装着したものです。スポンジの厚みを大きくすれば,振動吸収性は向上しますが,屈曲部の抵抗は大きくなり,機能性を損なうので作業条件によって選ぶことが必要になります。

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防振手袋 エアーキャップ

このタイプは軽くて作業性は良好です。エアーキャップが外力で潰れると,振動吸収性が低下しますので,傷がつきやすい作業には不向きです。

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切創防止手袋 選び方|メーカー 価格 比較

手指の切創を防止するための手袋です。刃物や鋭利な素材、薄型鋼板等を取扱う作業、金属加工作業等に適しています。アラミド繊維で編まれているタイプやステンレス線を芯にアラミド繊維等と編み込んだ手袋が一般的です。

切創防止を目的としたものはパラ系アラミド繊維(ケブラー,テクノーラ)が多く用いられています。 また,ケブラー繊維とステンレス繊維を一緒に編み込んだ手袋もあります。
手袋の中で現在のところ最も切れにくいのは鎖手袋で,ステンレスを編み上げたものがあり,食肉関係で多く用いられています。

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電気用ゴム手袋 選び方|メーカー 価格 比較

電気回路の活線作業や活線周辺作業において、作業者の手や手首上部かの感電防止用の手袋です。高圧用と低圧用がありますので、作業状況によって選択してください。また、使用に際しては、保護革手袋の併用が必要です。

電気用ゴム手袋は,JIS T 8112 「電気用ゴム手袋」および厚生労働省告示「絶縁用保護具等の規格」で規定されています。
この規格は,300 V を超え7000 V 以下の電気回路の作業に使用する電気用ゴム手袋について規定しています。

種類 使用電圧 試験電圧1分間 定期自主検査6ヵ月以内ごど1回1分問 備   考
A種 300 V を超え交流600 V または直流750 V 以下 AC3000V 交流1500V
B種 交流600 V または直流750 Vを超え3500 V 以下 AC12000 V 交流6000V |※使用に当たりゴム手袋の上から保護するための手袋を着用する
C種 3500 V を超え7000 V 以下 AC20000V 交流10000V

※ 耐電ゴム手袋保護用手袋:耐電ゴム手袋の外側に着用するゴム材保護の手袋で,この材
料には主として豚革とセーム(鹿)革があります。
その他にウレタン製保護手袋が用いられています。

使用上の注意と保守管理
① 使用後は汚れをきれいにふき取り,よく乾かした後,タルク粉末をまんべんなく塗布して保管して下さい。
なお,汚れがひどいときは,薄い中性洗剤液で洗い,その後水洗いしてからよく乾かし,タルク粉末をまんべんなく塗布して下さい。
② ゴム手袋の保管および輸送に当たっては,圧力を加えたり折り曲げたりせず,1双ごと専用の保管箱に入れ,自然な状態を保つようにして下さい。
③ 保管場所は,日光,湿気,オゾン,熱気,ほこり,油,薬品などの影響がなく,薄暗く比較的涼しい場所を選んで下さい。

④使用前にはゴム手袋の内側面を目視検査して,ひび,割れ,破れ,その他の損傷の有無
および乾燥状態を点検して下さい。また,ゴム手袋に空気内圧を加えてピンホール等の
損傷の有無を検査して下さい。
②6ヵ月以内ごとに1回,絶縁性能について定期自主検査(目視検査および耐電圧試験)
を行い,その記録を3年間保管して下さい。

なお,定期自主検査時の試験電圧および試験時間は,次の値で結構です。また,記録
事項は,少なくとも次の事項を記録して下さい。

(定期自主検査の試験電圧および試験時間)
A種:交流 1500 V, 1分間
B種:交流 6000V,1分間
C種:交流 10000Vづ分間
(定期自主検査時の記録事項)
①検査年月日
②検査の種類および方法
③検査結果
④検査を実施した者の氏名
300ボルト未満の作業については,次の解釈例規があります。
※安衛則第346条(低圧活線作業)解釈例規
『直流で750ボルト以下又は交流で300ボルト以下の充電電路について用いるもの
は,対象とする電路の電圧に応じた絶縁|生能を有するものであればよく,ゴム引又は
ビニル引の作業手袋,皮手袋,ゴム底靴等であって濡れていないものが含まれるもの
であること。』となっています。
すなわち絶縁性のあるものであれば何を使用してもよいということです。

その他のJIS規格の詳細は下記のサイトを参考にして下さい。

JISC日本工業標準調査会サイト 

電気用ゴム手袋の日本工業規格はJIS T 8112です。JISC日本工業標準調査会サイト内のJIS検索から内容が閲覧可能です。(但し印刷不可)

*現在はIEインターネット エクスプローラーのみ閲覧可。

 

kikakurui.com |JIS規格票をHTML化したサイト

電気用ゴム手袋の日本工業規格 JIS T 8112が全文、閲覧、印刷可能です。(但し図、イラスト含まず)

JIS T 8112 「電気用ゴム手袋」

低圧用ゴム手袋

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電気用ゴム手袋

溶接用手袋 選び方|メーカー 価格 比較

溶接用手袋は,JIS T 8M 「溶接用革製保護手袋」で規定されています。

種類
厚さ1.5~1.8mmの牛本革および床革の2種類が使用されます。また形状別で
は,2本指,3本指と5本指の3種類があり,このうち5本指形式の場合,屈曲,
機能性を高めるため,厚さ1.2mm程度の少し薄くした材料を採用しています。

溶接用手袋

① 溶接用:アーク溶接,アルゴン溶接用等
② 材料別:主材(裏材,付属品は除く)
牛本革(銀付:表皮付),牛床革(表皮無し),豚本革,甲部にメリヤス使
用など

形状
① 指の数:2本,3本,5本
② 大きさ:LL,L,Mの3種類またはフリーサイズ
③ 袖口:一般に革が用いられていますが,ゴムタック,マジックバンドも用
いられています

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溶接面 イラスト

 

耐熱手袋 選び方|メーカー 価格 比較

手指や手首上部の熱傷を防ぐための、耐熱素材を用いた手袋です。インナーとして純綿手袋等を併用し、空気の層を作り熱伝導を遅らせる工夫なども必要です。また、耐熱手袋といえども、長時間使用すると手袋自体の蓄熱により熱傷する恐れもあります。できる限りの短時間使用を心掛けてください。

100(C以下であれば革手袋,綿手袋も断続的に使用するのであればよいですが,200(C以上になると耐熱素材を用いた手袋を使用した方が安全性が高くなります。

 

メタ系アラミド繊維(コーネックス,ノーメックス)耐熱手袋

350℃くらいまでの熱に耐えられます。インナーに綿手袋(純綿)をすると空気層ができて,熱伝導の時間が長くなります。

パラアラミド繊維(ケブラー,テクノーラ)耐熱手袋

400℃くらいまでの熱に耐えられます。インナーに綿手袋(純綿)をすると空気層ができて熱伝導を遅延させることができます。

耐炎繊維(ラスタン,パイロメックス)耐熱手袋

耐炎繊維は一時的には1200℃にも耐えられます。このまま使用するというより,これにケブラーとかテクノーラを混紡にしてできた繊維は,耐熱性があり切創防止にも強く,手袋のみでなく作業服としても用いられています。ガラス繊維,シリカ繊維も高温度の作業に用いられます。
耐熱手袋にアルミが蒸着してあるものがありますが,アルミは転射熱を反射するために用いられるもので,アルミ自体に耐熱性はありません。したがって150~200℃くらいの物体にふれるとアルミがはがれるので注意を要します。

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*保護具グッツについては下記の文献に更に詳細な内容が記載されています。

 

参考文献:

1.保護具ハンドブック 社団法人 日本保安用品協会編
2.知っておきたい保護具のはなし 田中 茂 著

 

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