マネジメント management 【イラスト図解】
英語:management
マネジメントとは
組織を指揮し,管理するための調整された活動.
参考:用語“マネジメントが人をさすことがある.すなわち,組織の指揮及び管理を行うための権限及び責任をもつ個人又はグループを意味することがある.
“マネジメントがこの意味で用いられる場合には,この項で定義された概念“マネジメント’との混乱を避けるために,常に何らかの修飾語を付けて用いるのがよい.
例えば,“マネジメントは……すること.”は使つてはならないが,
“トップマネジメントは……すること.”を使うことは許される.」(Q 9000)
lSO 9000 シリーズの訳では,運営管理,運用管理ということもある.
引用先:クォリティーマネジメント用語辞典 日本規格協会
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わかりやすく マネジメント
「マネジメント」とはどのようなものでしょうか?
「マネジメント:Management」は、英和辞書では第一に「経営・管理」など と訳されています。その組織が所有する「マネジメント技術:ノウハウや マニュアルなど」によって、「経営資源:人・モノ・金・情報・技術・ 時間など」を有効に配分・利用・コントロールして、組織を望むべき方 向に導いていくこと、といえるでしょうか。
この際に市場の動向・顧客の二-ズ・自組織の性質を的確にとらえ、うまくインプットできるか否 かが成功のキーポイントになるでしょう。
ドラッカーによるマネジメントの定義
ドラッカーは著書の中で、「マネジメント」および「マネージャー」について、以下のように定義しています。
- マネジメント:組織に成果を上げさせるための道具、機能、機関
- マネージャー:組織の成果に責任を持つ者
組織に成果を上げさせるための仕組みやツールをマネジメント、組織が成果を上げるように働きかけ、責任を持つ人をマネージャーと定義しています。
成果の責任者であるマネージャーには、組織の目標達成に向けたマネジメント力が求められるのです。
マネジメントの必要性
近年は企業を取り巻く環境が大きく変化しています。商品・サービスの移り変わりが早くなるとともに、働き手の意識や価値観も多様化の一途を辿っています。その中で、企業が継続的な成長や発展を実現するためには、適切なマネジメントが必要です。
経営マネジメント、組織マネジメントなど、マネジメントには様々な対象やスタイルがありますが、基本的には「共通の目的」をつくり出し、それぞれの強みを活かして「協働意思」を生み出すとともに、「コミュニケーション」を活性化させて組織の力を高めることがマネジメントの重要なポイントです。
この「共通の目的」「協働意思」「コミュニケーション」は組織成立の3要件とも言われており、これらを成立させるためにマネジメントが必要であるとも言えます。
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