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パーティクルカウンターの使い方・選び方を初心者向け【図解】

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微粒子ゴミ管理
パーティクルカウンターの使い方、選び方
この記事は約5分で読めます。

工場やクリーンルームでは「空気の清浄度管理」が欠かせません。その際に役立つのが パーティクルカウンター です。この記事では、初心者の工場作業者向けに「パーティクルカウンターの基礎知識」「選び方のポイント」「正しい使い方」について分かりやすく解説します。

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そもそもパーティクルカウンターとは?

パーティクルカウンターとは、空気中に浮遊する微小な粒子(ダストや微生物など)を測定する装置 です。半導体工場、製薬工場、食品工場など、異物混入が致命的な現場で使われています。

測定対象となる粒子

  • 粉塵
  • 微細な繊維くず
  • 微生物や花粉
  • エアロゾル

👉 「目に見えない異物」を数値化できるため、品質管理やクリーンルームの維持に欠かせません。


パーティクルカウンターの種類

パーティクルカウンターには大きく分けて以下の種類があります。

1. ハンドヘルド型

  • 小型で持ち運びしやすい
  • スポットチェックや現場確認に便利
  • サンプル流量が少ないため長時間の測定には不向き

 

 

 

2. ポータブル型

  • ハンドヘルドより大きめだが多機能
  • データ保存やプリンタ出力が可能
  • 定期的な現場測定に最適

 

3. 据置型

  • クリーンルームに常設
  • 24時間モニタリング可能
  • 工場の品質管理システムと連携

 

 

 

💡 初心者が最初に使うなら「ハンドヘルド型」または「ポータブル型」がおすすめ です。


パーティクルカウンターの選び方

パーティクルカウンターの選び方

初心者が機器を選ぶ際のポイントを整理します。

1. 測定粒子径の範囲

  • 工場の基準に合わせる(例:0.3μm、0.5μm など)
  • 半導体や製薬ならより小さい粒子径が必要

2. サンプル流量

  • 1分あたりの吸引空気量が多いほど正確
  • 小規模チェックなら 1CFM(約28.3L/min)で十分

3. データ保存・出力機能

  • USBやSDカード対応でレポート作成が容易
  • GMP対応工場では監査証跡が必要

4. 使いやすさ

  • 日本語表示の有無
  • 測定結果がグラフ表示されるか
  • 初心者でも直感的に操作できるか

👉 「自社工場の基準+操作性の良さ」で選ぶのがポイント です。


パーティクルカウンターの正しい使い方

ここからは、実際の使用方法を初心者向けにステップごとに説明します。

ステップ1:測定前の準備

  • バッテリー残量を確認
  • サンプリングプローブを清潔にする
  • 測定場所の環境(ドア開閉、作業者の動き)を安定させる

ステップ2:測定の実施

  1. 機器の電源を入れる
  2. 測定粒径・流量を設定
  3. 測定を開始
  4. 一定時間サンプリング

💬(吹き出し例:現場の先輩) 「測定中は近くで歩き回らないようにね。粒子数が増えてしまうよ!」

ステップ3:結果の確認

  • ディスプレイで粒子数を確認
  • 工場基準値と比較
  • 異常があれば即座に報告

ステップ4:データ保存と報告

  • 内蔵メモリやSDカードに保存
  • 必要に応じてプリントアウト
  • 品質管理部門へ提出

使用時の注意点

初心者が特に気を付けるべきポイントをまとめます。

  • 測定中に大きな動きをしない
  • 機器は定期的に校正する(年1回程度)
  • バッテリー管理を怠らない
  • 測定環境を安定させる(エアコンや換気扇の影響を確認)

📌 豆知識ボックス:ISOクラス ISO 14644-1では、クリーンルームの清浄度を「クラス1〜9」で定義しています。パーティクルカウンターで測定した値を基準と照らし合わせ、工場の環境管理に役立てましょう。


まとめ:初心者でも扱える品質管理ツール

パーティクルカウンターは、工場の空気環境を「数値化」してくれる強力なツールです。初心者の工場作業者でも、以下を意識すれば安心して使えます。

  • 選び方:粒子径・流量・操作性を基準に
  • 使い方:準備 → 測定 → 確認 → 報告の流れ
  • 注意点:環境の安定と定期校正

👉 工場の品質管理を支えるために、正しく使いこなしましょう!

 


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