呼吸用保護具
大別してろ過式と給気式に分けられます。ろ過式とは、空気中にある有害物だけをろ過し、清浄な空気として吸気させるものです。ろ過性能を発揮するためには、有害物の種類、濃度、形状(ガス状、粒子状)により、ろ過材を選択しなければなりません。また、空気中の酸素濃度が低いと、有害物質はろ過できても、酸素欠乏障害となってしまいます。
一方、給気式は、別の環境の空気をホースで給気したり、ボンベに充填された空気を給気するもので、有害物の種類や酸素濃度に拘わらず使用できます。しかし、ろ過式のものと比較すると、重く、大きいなどの欠点があります。
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