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動画 腐食・防食技術コース 

腐食防止技術
腐食防止技術

腐食・防食技術とは?

金属の腐食とは、隣接している金属・気体などと化学反応を起こし、溶けたり腐食生成物を生成することを指す。これは、一般的に言われる、表面的に「さび」が発生することにとどまらず、腐食により厚さが減少したり、孔が開いたりすることも含む、金属の腐食は酸化還元反応により表面の金属が電子を失ってイオン化し金属面から脱落して行くことで進行する。

防食技術

多種多様な環境から金属材料の腐食を防止する防食方法は、環境処理、環境遮断、材料の選択、電気防食の四つに大別できる.

1環境処理

電気製品や金属製品の輸送あるいは保管中の変色・腐食対策には、防湿包装材料を用いて、腐食要因の酸素と水分の透過量をコントロールする.

2環境遮断

環境遮断には、各種金属のめっきや金属溶射のような金属被覆、あるいは塗装、アルミニウムの陽極酸化(アルマイト)、りん酸塩処理、ほうろう質又はガラス質による非金属被覆がある.

 1) 金属被覆

金属被覆には1)電気めっき、2)溶融めっき、3)溶射などがある.電気めっきや溶融めっきは処理槽を使用する関係上処理物の大きさに限界がある.それに対して溶射は、橋梁などのように、屋外の広い面積を被覆するのに都合がよい

 2) 非金属被覆

非金属被覆には、1)塗料、2)化成処理、3)防錆油、4)ほうろうなど無機質の被覆、5)ライニングなどがある.この中で塗料は、経済的に最も大切な非金属被覆処理方法であり、防食方法の大部分を占めている.

 3 耐食材料

金属材料の耐食性は、使用環境によって変わるので、材料選定については、種々の金属の耐食性を表示した実用事例集などを参考にして行われている.

4 電気防食

電気防食の原理は、図9の電位-pH図で説明される.自然腐食状態にある金属の電位をC方向に下降させて不感域に移行させるのが陰極防食であり、A方向に上昇させて不動態域に移行させるのが陽極防食である..

動画 腐食・防食技術コース

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