メディアン(中央値) median 【イラスト図解】
英語:median 中国語:中位数
メディアン(中央値)とは
「観測値を大きさの順に並べたとき,ちょうどその中央に当たる一つの値(観測値の値が奇数個の場合),又は中央の二つの値の算術平均(測定値の個数が偶数個の場合).xbarで表すことがある.」
(Z 8101-1)
位置の尺度の一つであり,平均値に比ベロバストである.サンプルをい(x1,x2…,xn)としたとき
Σ|x1ーμ|
を最小にする値として特徴づけられる.
母集団に対しては,分布関数れX)の値が1/2になるXの値である.
わかりやすく メディアン
中央値(ちゅうおうち、英: median)のことであり、代表値の一つ。
有限個のデータを小さい順に並べたとき中央に位置する値。
たとえば11人の人がいるとき、その11人の年齢の中央値は6番目に年寄りな人の年齢である。
又、別な例として人気のラーメン店で並んでいる人の集計表が下記です。
ラーメン店 | 並んでいる人の数 |
---|---|
A | 3 |
B | 1 |
C | 10 |
D | 6 |
E | 0 |
F | 7 |
G | 2 |
H | 12 |
I | 8 |
J | 7 |
このデータから「中央値」を求めてみます。中央値とはデータを小さい順に並べたデータのちょうど中央にあるデータのことです。
まず、上のデータを小さい順に並べ替えてみます。
ラーメン店 | 並んでいる人の数 |
---|---|
E | 0 |
B | 1 |
G | 2 |
A | 3 |
D | 6 |
F | 7 |
J | 7 |
I | 8 |
C | 10 |
H | 12 |
データが奇数個(5個、7個など)の場合はちょうど真ん中にくる値が中央値となりますが、上のデータのようにデータが偶数個(4個、6個など)の場合はちょうど真ん中にくる値がありません。そこで偶数個の場合には、中央に最も近い2つの値の平均値を中央値とします。
このデータでは、「D店:6人」と「G点:7人」が中央に最も近い2つの値です。したがって中央値は(6+7)÷2=6.5となります。
中央値と平均値の違い
平均値とは、データの合計をデータの個数で割って得られる値 中央値とは、データを大きさの順に並べ替えたとき、ちょうど順番が真ん中になる値です。
データによって、平均値と中央値は同じような値を取ることもあれば、2つの値が大きく離れてしまうこともある。
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