無試験検査 【イラスト図解】
英語:inspection without testing
無試験検査とは
品質情報・技術情報などに基づいてサンプルの試験を省略する検査.技術的にも使用実績からも,不適合品が出たり,そのために次工程や使用者に迷惑となることがほとんどないと判断される場合に採用される.
引用先:クォリティーマネジメント用語辞典 日本規格協会
わかりやすく 無試験検査
無試験検査とは、品質情報や技術情報などに基づきサンプルの試験を省略する検査です。技術や実績から不適合品の発生がほとんど出ず、次の工程や顧客に影響が出ないと判断される場合に採用される試験です。検査を省略し、書類などでロットの合否を判断していきます。
間接検査と無試験検査の違い
間接検査と無試験検査は、省略する検査の種類に違いがあり、間接検査では受入検査のみが省略対象ですが、無試験検査では受入・工程間・最終・出荷すべてが省略対象です。
無試験検査では品質情報や技術情報などに基づきサンプルの試験を省略するします、 技術や実績から不適合品の発生がほとんど出ず、次の工程や顧客に影響が出ないと判断される場合に採用される試験です。 検査を省略し、書類などでロットの合否を判断していきます。
つまり間接検査では供給側の実施したロットについての検査成績を代用としますが無試験検査では過去の品質情報や技術情報で判断して検査の有無を判断します。
関連用語:間接検査
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