百聞は一見にしかず。「目で見る5S」もしかり。5Sの進捗度合い、乱れ等を知る道具として、写真はもっともわかりやすく説得力がある。指摘表からチェックリスト、社内報にいたるまで、5S啓蒙には欠かせない。
撮影した5Sの写真は下記のように5S活動の啓蒙活動に活かす。
5S改革ポイント指摘表:
5Sパトロール隊等の巡視によって発見された問題点の内容と、その改革案を記入し、定点撮影した現場の証拠写真を貼付して掲示する。なお写真は5Sの効果が目で見て比較できるように、改革前・改革後の両方を貼る。
5S写真展:
5S写真班を推進体制の中につくり、5S改革前・後を撮影しておく。通常、年2~4回ぐらい。現場に貼る指摘表、社内報への掲載に使用するほか、それらをまとめて「5S写真展」と称し、食堂等全員が集まる場所に展示する。また形態としては、現場の人々が撮影した写真を中心に展示する「ミニ写真展」や、コメントが自由に書き込めるスペースを設けた「5Sフォーカス」等がある。
5s定点撮影:
同じ位置から同じ高さで同じ方向で同じ対象物を定期的に撮影してその改善状態を確認する方法である
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