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最終検査

最終検査
最終検査
  1. 最終検査   final   inspection     【イラスト図解】
    1. 最終検査の目的は
    2. 最終検査と出荷検査の違い
    3. 最終検査の方法

最終検査   final   inspection     【イラスト図解】

英語:final   inspection                          中国語:最终检查

最終検査の目的は

「できあがった品物が製品として要求事項を満足しているかどうかを判定する為の行う検査」

旧Z8101

引用先:クォリティーマネジメント用語辞典 日本規格協会

最終検査とは、完成品が製品としての精度を満たしているかを判断する検査のこと。 自動車製造の場合は製造ラインにつなげる格好で検査ラインをつくり、製品の構造と装備明細や性能について全数検査をする。

 

最終検査と出荷検査の違い

最終検査は、顧客の要求も含め製品全体を製造工程の最終段階で行う検査で完成品が製品としての要求事項を満足しているか否かの判別がなされ、顧客に対する信用の低下や各種の問題、損失を未然に防ぐ為に行われます、一般的に完成品検査と同じ意味を持つ。

最終検査後に直ぐに出荷すれば出荷検査と同じ内容の言葉となるが長期に保管してから出荷する場合は出荷前に出荷検査を行う。

最終検査

最終検査

 

出荷検査は、出荷直前に行う品質確認のための検査で、取引先に製品を納めても問題ないのかを確認する検査工程となっています。出荷検査で漏れが発生すれば市場に不良品が流出してしまうため、製造業において出荷検査は最後の砦といえる検査工程です。

製造後~出荷までに起こる劣化には、次の2通りがある。

①経時的な劣化
高温、低温、高湿度環境での長期間の保管や保管状態が適切でなかったことにより発生する、変色や錆、ねじのゆるみなど

①人的な劣化
乱雑な運搬の結果として、衝撃、振動による運搬中に起こす変形やキズといった劣化

出荷検査は、これらの劣化をチェックし、出荷品質の安定を図るために行われます。

出荷検査の理由

出荷検査の理由

 

最終検査の方法

最終検査の主な方法としては、目視による外観検査が一般的です。

製品としての基準を満たす標準見本や、良品と不良品の限度を見極めるための限度見本を使い、完成した商品との比較によって検査を行います。製品によっては点検用のチェックリストを作成し、一つひとつチェックしながら検査を行う場合もあります。この際、1人では見落としてしまう可能性もあるため、2~3人で行うのが一般的です。

最終検査の方法

最終検査の方法

 

関連用語:限度見本

関連用語: 出荷検査

関連用語: 完成品検査

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