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調整型抜取検査

LQ(Limiting Quality)指標型 調整型抜取検査
LQ(Limiting Quality)指標型調整型抜取検査
この記事は約4分で読めます。

調整型抜取検査   【イラスト図解】

英語: sampling inspection   with adjustment

中国語:调整型抽样检验

調整型抜取検査とは

ロットの受渡しが連続して行われる場合に過去の検査の履歴などの品質情報によって,検査方式を調整する抜取検査。
代表的なものに,Z 9015-1(IS0 2859-1)がある。これは,なみ検査きつい検査,ゆるい検査の三つの検査のきびしさを使い分けるものである。

ISO/DIS 3951-1は ISO 2859一1に対応する計量値の抜取検査である。
このほか,全数検査抜取検査,無試験検査を使い分けるタイプの調整型抜取検査がある。

引用先:クォリティーマネジメント用語辞典 日本規格協会

関連サイト:工場での抜き取り検査と検査判定基準 【イラスト図解】

 

日本産業規格の簡易閲覧サイト

JIS Z 9015-1の日本産業規格の内容が記載されています。

JIS Z 9015-1(計数値検査に対する抜取検査手順一第1部:ロットごとの検査に対するAQL指標型抜取検査方式)

 

抜取検査の型

抜取検査は一般に次の四つの型に分類されており、選別型抜取検査はその一つです。

(a)規準型 (b)選別型  (c)調整型  (d) 連続生産型

調整型抜取検査

量産製品で同じ供給者によって製品の受け渡しが継続的に行われる場合にはこれまでの検査の結果の情報を 利用することによって合理的な検査を行うことができる。 すなわちこれまでの検査成績がよい供給者について検査を緩和し(ユルイ検査)、成績の悪い供給者については厳しい検査(キツイ検査)を行うのである。

このような調整する抜き取り方式を調整型抜き取り検査という。 多くの購入検査においてこの検査方式が採用されている。 調整型抜き取り検査においてはまず合格品質水準 (AQL: Acceptable Quality Limit)を設定する。

AQLは供給側と受け入れ側で決めた価格に対して受け入れ検査時に承認した不良率である。

高い原材料を使用すれば不良率が低下するが逆に価格が高くなる場合は買手にとって必ずしも 有利とはならない。

多少、不良があっても選別検査等で品質を確保できる場合は廉価な原材料でよい場合もあるのでコストとのバランスを 考慮してAQLを決める。

追加

調整型抜取検査は,検査にロットが継続して提出される場合に,その品質に応じて検査のきびしさを変えるところから,この名称がついている。 このような特徴から,従来は購入検査に使用する規格として長い間、用いられてきた。

この規格は, MIL-STD-105 (アメリカ軍用規格)として制定されたものを母体として, 1974年にISO 2859 として制定され,その後改訂され改善が加えられている。

これに対応するJIS Z 9015が1971年に制定された. 1999年には改正されて, JIS Z 9015-1としてISO 2859-1に一致した規格になっている。

このような改正の中で,この規格は抜取検査の中核を占める規格になり,世界的にも最もよく用いられるものとなり,購入検査に限らず,工程内検査,最終検査にも広く用いられている。

なお,規格の正式名称は調整型という用語は用いず, JIS Z 9015-1(計数値検査に対する抜取検査手順一第1部:ロットごとの検査に対するAQL指標型抜取検査方式)である。

 

調整型抜き取り検査

 

引用サイト:抜取検査の型

 

規準型抜取検査と調整抜取検査の違いは

調整型は、提出されたロットの抜き取り検査のそれまでの実績を反映させる方式です。実績がよければ「ゆるい」検査へ、不合格があれば「きつい」検査へに移行します。

毎回決まった抜き取り数と合格判定個数で行なう規準型検査は検査工数から見て合理的でない場合があります。

調整型は安定した工程の実績を反映させるので新製品の初期ロットなどには適用できませんが逆に長期に安定したロットなどには調整型抜取検査が適しています。

AQL抜取検査表に基づく抜取検査 JIS Z 9015-1の使い方

「JISZ9015-1 ロットごとの検査に対するAQL指標型抜取検査方式」についての解説です。

この規格 JISZ9015-1は, MIL-STD-105 (アメリカ軍用規格)として制定されたものを母体として, 1974年にISO 2859 として制定され,その後改訂され改善が加えられている。

これに対応するJIS Z 9015が1971年に制定された. 1999年には改正されて, JIS Z 9015-1としてISO 2859-1に一致した規格になっている。

規格の正式名称は調整型という用語は用いず,JIS Z 9015-1(計数値検査に対する抜取検査手順一第1部:ロットごとの検査に対するAQL指標型抜取検査方式)である。

実際の使い方の詳細は下記のサイトを参照してください。

関連サイト:AQL抜取検査表に基づく抜取検査 JIS Z 9015-1の使い方

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