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逐次抜取検査

逐次抜取検査
逐次抜取検査

逐次抜取検査  【イラスト図解】

英語:sequential sampling inspection

中国語:逐次抽样检查

逐次抜取検査とは

1個ずつ又は一定個数ずつのサンプルを試験しながら,その累計成績をその都度ロット判定基準と比較することによって,合格/不合格/検査続行のいずれかの判定をする抜取検査。

1個ずつの場合を各個逐次抜取検査,一定個数の場合を群逐次抜取検査という。

ロットの品質によっては,判定がなかなかつかず,検査が無限に続くこともあり得る検査であるが(このため,打ち切り個数を決めるものが多い),平均検査個数は一回,二回,多回抜取検査の中では一番少なくなる。

Z 9009 は計数値逐次抜取検査,Z 9010は計量値逐次抜取検査の規格である。

判定には合否判定図を用いる。判定図には,合格域,不合格域,検査続行域があり,図の原点からスタートし,合格/不合格の判定がついたところで検査は終了する。

引用先:クォリティーマネジメント用語辞典 日本規格協会

日本産業規格の簡易閲覧

Z 9009  計数値逐次抜取検査 及びZ 9010 計量値逐次抜取検査の規格が下記のサイトで閲覧できます。

JISZ9009:1999 計数値検査のための逐次抜取方式

JISZ9010:1999 計量値検査のための逐次抜取方式

 

逐次抜取検査の合格域(acceptance area)

逐次抜取検査において,合否判定図には,合格判定線,不合格判定線が平行した直線で示される。

下図は,線を含めて合格判定域と,不合格判定域,そしてその中間の検査続行域に分けられる。

検査では原点から出発しサンプルを試験するたびに点をプロットしていくことになるが,点が合格域に到達すれば検査ロットは合格と判定し,不合格域に達した場合には不合格と判定する。

検査続行域にある場合には,サンプルを追加して試験を繰り返す。

計数規準型逐次抜取検査

計数規準型逐次抜取検査

引用先:クォリティーマネジメント用語辞典 日本規格協会

 

 

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