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稼働時間 time of utilization 【イラスト図解】

稼働時間とは

稼働日に作業を行う正味の作業予定時間をいう。したがって、休憩時間および残業時間も除かれる。

設備の生産効率を算出する時に用いられるが似たような用語があるので設備の生産性効率を表現する関連用語を下記に記載。

操業時間

操業時間とは,1日または月間を通じて設備が稼動しうる時間である。

負荷時間

負荷時間とは,1日または月間を通じて設備が稼動しなくてはならない時間である。すなわち,生産計画上の休止時間,保全のための休止時間,日常管理上に必要な朝礼,その他の休止時間などを操業可能な時間から差し引いた時間である。

稼動時間

稼動時間とは,負荷時間から故障,段取り,刃具交換,その他の停止時間を差し引いたもので,実際に設備が稼動した時間である。

正味稼動時間

正味稼動時間とは,稼動時間に対し,一定スピードで正味稼動した時間チョコ停による停止,スピード低下によるロスを差し引いたものである。

価値稼動時間

価値稼動時間とは,正味稼動時間から不良品,手直し品に相当する時間を差し引いた時間である。実際に製品(良品)を作り出した時間である。

時間稼動率

時間稼動率は,負荷時間に対し,設備の停止を除タトした正味時間の時間的比率を算出したものである。

性能稼動率

性能稼動率は,速度稼動率と正味稼動率から成り立っている。速度稼動率はスピード差を意味し,設備の固有能力,設計能力に対し,実際に稼動しているスピードの比率である。これは,スピード差を浮彫りにするものである。

本来 は設計スピードを用いるが,品質によりスピードを変える必要がある場合(設計時点で考慮できなかった要素により,所期のスピードを出した場合,品質・ 設備トラブルを起こし,スピードを変えざるを得ない)は,品種ごとの基準スピートを用いる。したがって,設備のおかれている状態により,次のいずれかによって算出する。

●設計仕様に決められたサイクルタイム
●現在の理想状態で考えられるサイクルタイム(品種別サイクルタイム)
●現在までの最高のサイクルタイム,類似設備から判断される目標としてのサイクルタイム

正味稼動率は,一定スピードの持続性を意味するもので,単位時間内において一定スピードで稼動しているかどうかを浮彫りにするものである。設計,基凖スピードに対して早い・遅いではなく,たとえスピードを落として稼動する場合でも,そのスピードで長時間安定稼動しているかどうかであり,チョコ停によるロス,日報上に現れない小トラブル・調整ロスを算出するものである。

総合効率

総合効率は,時間稼動率,性能稼動率,良品率の相乗積であり,それは現状設備が時間的・速度的にどうか,良品率はどうかを総合化して,付加価値を生み出す時問にどれだけ貢献しているかを示す尺度である。

【例】
1日の操業時間 60分X8時間==480分      段取り 20分
1日の負荷時間 460分        停止内訳|故障  20分
1日の稼動時間 400分              調整  20分
1日の出来高  400個

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