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防塵マスク、作業用マスクの正しい選び方、使い方 |アスベスト|粉塵【イラスト図解】


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安全衛生保護具

防塵マスクの正しい装着方法|マスクの正しい付け方

フィルター性能が高く、自分の顔に合っているマスクを選んでも自分の顔にあったサイズを選び、正しく装着しないと防塵マスクの効果は低下します。

2本のゴムバンドで確実に固定し2本のゴムバンドを頭頂部と首の後ろから引っ張ることで顔に密着させます。

 

また、装着後も、作業によるマスクズレが発生しますので随時、隙間がないかを確認し安全を確保しましよう。

サイズ大中小・・・鼻・口・顎をしっかり覆うことのできる自分の顔のサイズに合ったもの選択。
装着感・・・マスクの取扱い説明書に明記されている内容を確認、正しく装着。緩い感じがしたら締め紐で調節。

 

3M ジャパンの防塵マスク装着方法(女性編) 動画

Vフレックス(TM) 防じんマスク/防護マスク装着方法です。

 

 

取替え式防じんマスク 6000/2091-RL3 正しい付け方

3M(TM) 取替え式防じんマスク 6000/2091-RL3のマスクの装着方法です。

 

 

 

装着後のフィットチェック|漏れ率チェツク

マスクを装着した際には、作業にかかる前に必ず漏れ率をチェックする必要があります。

この漏れ率のチェック、すなわちフイットテストの方法には、陰圧法マスクフイッテイング試験装置を用いる方法の二つがあります。

 

① 陰圧法

マスクの空気取り入れ口をフイットチェッカーや手のひらで軽くふさぐことにより、ろ過材からの空気を遮断し、呼吸が苦しくなるか否かを確認する方法です。苦しくなければ、顔面と面体との接触面から漏れが生じているので、装着をし直します。

多くは面体の位置を上下に移動させる、あるいはしめひもの締め具合を調整することにより、正しくフイットさせることができます。

マスクフイッテイング試験 陰圧法1

マスクフイッテイング試験 陰圧法

画像出典先:知っておきたい保護具のはなし

② マスクフイッテイング試験装置を用いる方法

マスクフイッテイング試験装置(写真)を用いることにより、面体からの漏れ率が定量的に表示されます。
マスクフイッテイング試験装置は、一般の事務所あるいは休憩室などの室内の空気中に浮遊している粉じんを利用して、作業者が使用する防じんマスクを着用した状態で、そのマスク面体の内側と外側の粉じん濃度を光散乱方式により測定し、マスク(内側の粉じん個数/
外側の粉じん個数)の比より、顔面と面体との隙間からの粉じんの漏れ率を求めるものです。

マスクフイッテイング試験装置
防毒マスクにおいても、面体は作業者が使用しているもので、吸収缶の代わりにその面体にあったろ過材をメーカーに相談して取り寄せて、試験を行うことが可能です。
測定方法は以下のとおりです。
①作業者にマスクを装着させる。

②マスク内側の試料空気をサンプリングするためにアタッチメントをマスク内側にセット
③マスク外側測定用のチューブをマスクに近づける。
④スタートボタンを押す。
⑤外側の粉じんを10秒間計測、内側の粉じんを30秒間計測後(時間の設定も可能)、漏
れ率をパーセントで表示する。一回の測定は約一分間で終了する。
陰圧法は、漏れ率の数字こそ見ることはできませんが、どこの作業場であっても簡便に行う
ことができるチェック方法であり、装着時に必ず実施することはもちろん、作業中にも実施し
て装着具合を確認することが求められます。
一方、マスクフィッティング試験装置を用いる方法は、なんといっても漏れ率という客観的
な数字で確認できることから、マスク装着の重要性を理解させる教育効果があったとの報告が
数多くあります。防毒マスクや防じんマスクを使用している事業場では、ぜひ一度測定する必
要があると思います。
もっとも、大企業ならともかく一般の事業場では試験装置の購入が難しいこともあるかもし
れません。一部のメーカー及び保健総合支援センターでは貸し出しもしております。

東京産業保健総合支援センター

 

 

厚生労働省 防塵マスク使用に当たっての留意点

厚生労働省から防塵マスクの選択,使用等について留意点をまとめたものが出されて
おり,その概要は次のとおりです。

 事業者の防塵マスクの留意点

(1)事業者は,衛生管理者,作業主任者等の労働衛生に関する知識および経験を有する者のうちから,各作業場ごとに防マ塵スクを管理する保護具着用管理責任者を指名し防塵マスクの適正な選択,着用および取扱方法について必要な指導を行わせるとともに,防じんマスクの適正な保守管理に当たらせること。
(2)事業者は,作業に適した防塵マスクを選択し,防塵マスクを着用する労働者に対し,当該防塵マスクの取扱説明書,ガイドブック,パンフレット等に基づき,防塵マスクの適正な装着方法,使用方法および顔面と面体の密着陛の確認方法について十分な教育や訓練を行うこと。

防塵マスクの選択に当たっての留意点

(1)防塵マスクは,検定合格標章により型式検定合格品であることを確認すること。
(2)防塵マスクの性能が記載されている取扱説明書等を参考にそれぞれの作業に適した防塵マスクを選ぶこと。
(3)防塵マスクの面体は,着用者の顔面にあった形状および寸法の接顔部を有するものを選択すること。また,顔面への密着性の良否を確認すること。

防塵マスクの使用に当たっての留意点

(1)防塵マスクは,酸素濃度18%末満の場所では使用してはならないこと。このような場所では給気式呼吸用保護具を使用すること。

*酸素濃度が不明な場所での給気式呼吸用保護具(送気マスクまたは自給式呼吸器)を使用は厳禁です。
(2)防塵マスクを着用する前には,その都度,点検を行うこと。
(3)顔面と面体の接顔部の位置,しめひもの位置および締め方等を適切にすること。
(4)着用後,防塵マスクの内部への空気の漏れ込みがないことをフィツトチェッカー等を用いて確認すること。

取替え式防塵マスクのフィットテストには,吸気口を閉鎖した状態で吸気して内側の減圧を確認する陰圧法及び排気口を閉鎖して面体内の加圧度を確認する陽圧法の2種類があります。これをテストするには,マスクに内蔵または附属している密塞具を利用します。
使い捨て式防塵マスクは,その構造上,フィットテストは容易ではありません、このためサッカリンミストなどによるフィットテストのできる道具を用いて,フィットネスが良好であることをテストすることが必要です。
(5)タオル等を当てたり,面体の接顔部に「接顔メリヤス」等を使用したり,着用者のひげ,もみあげ,前髪等が面体の接顔部と顔面の間に入り込んだり,排気弁の作動を妨害るような状態で防塵マスクを使用することは,粉塵等が面体の接顔部から面体内へ漏れ込むおそれがあるため,行わないこと。
(6)防塵マスクの使用中に息苦しさを感じた場合には,ろ過材を交換すること。

(7)防塵マスクは,有毒ガスに対しては効果がありませんから,有毒ガスの存在するところでは使用厳禁です。

防塵マスクの保守管理上の留意点

(1)予備の防塵マスク,ろ過材その他の部品を常時備え付け,適時交換して使用
できるようにすること。
(2)使用後は粉塵および湿気の少ない場所で,面体,吸気弁,排気弁,しめひも
等の破損,亀裂,変形等の状況およびろ過材の固定不良,破損等の状況を点検す
るとともに,手入れを行うこと。
(3)破損,亀裂もしくは著しい変形を生じた場合または粘着性が認められた場合等
には,部品を交換するか,廃棄すること。
(4)点検後,直射日光の当たらない,湿気の少ない清潔な場所に専用の保管場所を
設け,管理状況が容易に確認できるように保管すること。なお,保管に当たって
は,積み重ね,折り曲げ等により面体,連結管,しめひも等について,き裂,変
形等の異常を生じないようにすること。
(5)使用済みのろ過材および使い捨て式防じんマスクは,付着した粉塵等が再飛
散しないように容器または袋に詰めた状態で廃棄すること。
*通気抵抗の増加は粉塵などの堆積によって通気流路が狭くなることが原因です。
同じ素材のフィルタでは,面積が大きいほど通気流路が狭くなるスピードが遅くなり,
結果として通気抵抗の上昇は少なくなります。

*粒子捕集効率と防護率

防塵マスクの粒子捕集効率は,顔面とのすき間からの漏れおよび排気弁部分からの漏れのない状態での性能です、実際の防護性能とは異なります。
防じんマスクを装着しているときに,作業環境中の粒子状物質が人間の呼吸器官に侵入してくるルートは,
(1)ろ過材を透過してくる
(2)排気弁と弁座部およびその他のすき間から漏れ込む
(3)マスクと着用者の顔面とのすき間から漏れ込む
の3つです。この3つの合計を全漏れ率といい100%と全漏れ率(%)との差を防護率といいます。
この考え方は,ろ過材の粒子捕集効率がいかに高くても,常に漏れ込みの可能性があることを示すものです。なかでも,特にマスクと顔面とのフィットネスの良否が漏れ率に及ぼす影響は大きく,したがって,一般に使用されている状況では,高い粉じん捕集効率と同時に,顔面とのすき間からの漏れ込みを減らすことに関心を注ぐべきです。

*作業環境に存在する粒子状物質の種類などから考えた選択

国家検定合格品の中から,作業環境に存在する粒子状物質の種類,作業内容,作業強度などの作業条件などを考慮して,表1,2に示した種類の中から適切と思われるものを選んで下さい。
粒子状物質の種類および作業の種類から考えた防じんマスクの区分は,表3のように示されます。

表3 粒子状物質および作業の種類から考えた防じんマスクの区分

粒子状物質および作業の種類 使用すべき防じんマズクの区分
オイルミス下等が混在 しない場合 ポイルミスト等が混在する場合
放射性物質がこぼれたとき等による汚染のおそれがある区域内の作業または緊急作業

ダイオキシン類のばく露のおそれのある作業

その他,上記作業に準ずる作業

RL3,RS3 RL3
金属のヒュームを発散する場所における作業

管理濃度が0.1 mg/m3 以下の粒子状物質を発散する場所における作業その他,上記作業に準ずる作業

RL3,RS3

RL 2, RS2

DL3,DS3

DL2,DS2

RL3

RL2

DL3

DL2

上記以外の粒子状物質にばく露される作業 すべての防じんマスク Lタイプの防じんマスク

 

マスクの面体によるカブレ

作業者によって面体と接触する顔面の皮膚がカブレることがあります。その人の体質によりカブレやすい材質は異なるようですが、顔面のカブレは作業者にとっては大変な苦痛となりますので、作業者はいくつかの材質のマスクを試してカブレにくい材質のマスクを選ぶ必要があります。シリコーン製のものは、比較的カブレにくいようです。

防塵、防毒マスクを使用している事業場での大きな問題であり、作業者にとっては深刻な問題であり、保護具の未装着の原因ともなります。

カブレの発生した発生部位は作業者によってさまざまな部位で発生しています。
カブレ対策としてヽ防じんマスクは通達(平成17年発0207006号)により皮膚に湿しん等をおこすおそれがあり、面体と顔面との密着性が良好であるときに限り「接顔メリヤス」の使用が認められています。

しかし防毒マスクには、「接顔メリヤス」の使用はまったく認められていませんそのため、皮膚のカブレやすい作業者は困っているのが実情です。 防毒マスクに接顔メリヤスが認められない理由は、接顔メリヤスを使用することにより、ガス状物質が漏れやすくなると予想されるためです。

現状では、防毒マスクを装着していてカブレを訴える作業者の対策として、以下のことが考えられます。
・材質の異なる面体を装着してみる。
・マスク装着時間を短縮し、面体内にたまった汗を頻繁にとる(長時間の装着により、汗が
たまり、面体と汗がからんで、顔面にカブレを起こすと考えられるため)また、制汗剤を塗り、汗を抑える方法もあります。

 

・ワセリンを塗る、ワセリンはベタベタしますが安価な上にとても安全で、皮膚の保護剤として使用することができます。
参考文献:

・保護具ハンドブック 社団法人 日本保安用品協会編

・知っておきたい保護具のはなし 田中 茂 著

 

 

 

 

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