- 5W1H The Five W’s and H 【イラスト図解】
- 5W1H とは
- 5W1H 例文 ビジネス
- 5W1H&6W2Hの違い
- 5W1H&7W2Hとの違い
5W1H The Five W’s and H 【イラスト図解】
英語:The Five W’s and H 中国語:五个w和h
5W1H とは
「改善活動を行うときに用いられる, what(何を),when(いつ),who(だれが),where(どこで),why(なぜ),how(どのようにして)による問いかけ.」(Z 8141)
行動(アクション)には上記六つの要素が必ず存在している.しかし人間がある行動を観察したり,考えたりするとき,6要素のうち,特に印象の強い要素や,特に重要と思っている要素だけを中心に考えやすい.このため実態調査のときに問題である行動を見逃したり,計画のときに不要な行動を計画したり,更に実施したりしがちである.
管理・改善に当たり,常に5W1Hの6要素が盛り込まれているかという視点から行動を見つめ直し,行動に落ち度がないようにする心がけが必要である.
引用先:クォリティーマネジメント用語辞典 日本規格協会
5W1H 例文 ビジネス
報告書の作成にも5W1Hは役立ちます。
基本的に5W1Hの項目ごとに分けて、的確な情報を記入します、それは自分の頭の引き出しに、必要な情報をもれなく整理整頓しているイメージです。
自分自身の活動報告書や日報の5W1Hの項目としては、
だれが (Who):私が
いつ (When):いつ
どこで(Where):どこで
なにを(What):○○の作業を
なぜ (Why):△△という理由で
どのように(How):このようにおこなった
などが挙げられます。
人によっては、午前は資料作成、会議出席、午後は顧客先訪問複数の活動をおこなっている場合は、1日のスケジュールをそれぞれ活動毎にこの5W1Hのパターンで書けばOKです。
一旦、5W1Hで自分の持っている情報を埋めてみて、必要・不要を判断してもよいです。ある意味、5W1Hが報告の際のチェックリストになるのです。
上司への口頭での報告でも、5W1Hのチェックリストとして、頭の中で情報を整理整頓し、報告の流れを組み立てることができるようになります。
もし、あなたが日報や報告書をチェックする立場にある場合は、5W1Hを用いた「日報フォーマット」を作成するのも良いでしょう。
5W1H&6W2Hの違い
思考を広げるために必要なベースとなる問いを網羅してくれるのがこの『5W1H』です。
『5W1H』とは、「Who」「What」「When」「Where」「Why」「How」の6つの疑問詞を用いて、物事やテーマ、問題、課題などを多面的に考察するフレームワークです。
更に『5W1H』に「Whom」、「How much」を追加したモノを『6W2H』と呼んでおり、『5W1H』同様に問題の分析や整理、情報収集する項目の整理、アイデア発想、あるいはヒアリングツールとして情報を整理する必要があるいろいろな場面で活躍します。
テーマに対してさまざまな角度から問いを投げかけることで、思考が広がり、それまで気付いていなかった視点を得ることができるというメリットがあります。
5W1Hは
When (いつ)『時間軸』
Where (どこで)『空間軸』
Who(誰が)『人物軸』
Why(なぜ)『理由軸』
What (何を)『事象軸』
How(どのように)『手段軸』
と言う6つの要素から構成されている。
優れたスキルや豊富な経験を持ち、高い生産性をあげる人は「5W1H」&6W2HのWhen, Where, Who(Whom), Why, What, How(How much, How many)の要素を自在に「組み合わせて」その状況に合わせて使っています。
5W1H&7W2Hとの違い
7W2Hとは、5W1Hに「Which:どちら」「Whom:だれに」「How much:どのくらい」の2W1Hを加えたものです。
Which:比較や選択肢がある場合に、どちらであるかを示すもの
Whom:ターゲットを明確にしながら複数人の立場や関係性を説明するのに重要なポイント
How much:金額、量や範囲を表現するのに使う、物事の程度や加減も、伝達に欠かせない事項
*5W1Hの詳細の説明は下記の記事を参考願います。
関連記事:5W1H思考とは
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