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CAPDo

CAPDo
CAPDo
  1. CAPDo            【イラスト図解】
    1. CAPDo とは
    2. CAPDoと管理サイクルの違いは

CAPDo            【イラスト図解】

英語:Check-Act-Plan-Do

CAPDo とは

CAPDo (キャップ・ドゥ)とは、難度の高い計画を最初に立てるPDCAに対し、PDCAの順番を変えて「C(=Check)」を最初にもってきた改善サイクル手法。 つまり、改善の前にまず現状の把握を行います。

容易に「現状把握・計測(Check)」 から開始するだけでなく、CAPDoでは「改善(Act)」フェーズを“何をすべきかを決定するのがポイントです。

この場合、PDCAサイクルにおける「改善(Act)」が“計画と実績の間に生じた乖離の改善”を意味していたのに対し、CAPDoでは“改善方針の立案”を意味します。

PDCAでは「改善(Act)」から次の「計画(Plan)」までに大きな隔たりがありサイクルが循環しないという問題がありましたが、CAPDoなら改善立案から施策の計画までの間に連続性がありスムーズに流れます。この違いにより、改善のサイクルが途切れることなく回るようになるのです。

CAPDoでは「C(現状把握)→A(改善)→P(計画)→Do(実行)」の順で、最初は問題を把握するところから取り組みます。

計画が「机上の空論」になってしまうことを防止し、現場に適応した実行プランを立てられる点が利点です。

また、計画の立案に時間をかけすぎず、「即、実行」というスピード感を重視したい場合にもCAPDが適しています。

C:Check(現状把握、振り返り)
最初の段階であるCでは、現状の問題点の把握や振り返り、評価を行います。
A:Act(改善)
Aでは、Cで把握・評価した内容をもとに改善案を検討します。
P:Plan(計画)
Pでは、Aでの改善案をもとに具体的な計画を立案します。
D:Do(実行)
Dでは、Pで立てた計画に基づいて実際の業務を実行します。

CAPDo (キャップ・ドゥ)

CAPDo (キャップ・ドゥ)

 

CAPDoと管理サイクルの違いは

管理サイクル PDCAとはマネジメントサイクルの一つの手法。

管理活動を計画、実施、確認、処置の4つのステップで推進していく。

PDCA plan-do-check-actの事を意味する。
効果的に効率よく目的を達成するための活動を計画(plan),実施(do),点検(check),処置(act)の反復から構成する経営管理の基本的方法。

PDCAサイクル,管理サイクルあるいはデミングサイクルともいわれる。従来の経営学でplan-do-seeといっていたサイクルをデミング (W.E.Deming)や石川馨がseeの段階を見るだけでなく,checkとactに分け,課題の是正や再発防止処置を直ちに行うように指導したことに由来する。

 

関連用語:PDCA

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