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QCストリー

QCストリー イラスト
QCストリー

QCストーリー  QC  story  【イラスト図解】

英語:QC  story

QCストーリーとは

問題を解決していく方法はいろいろあるがQCの世界では以下に示すようなデータに基づく実証的問題解決法がその適用範囲の広さと確実性のために広く提唱され,QC的問題解決法若しくはQCストーリーと呼ばれている.

QCストーリーのステップのまとめ方も幾つかのタイプがあるが代表的なものは,「テーマの選定」,「現状の把握と目標の設定」,「要因の解析」,「対策の検討」,「対策の実施」,「効果の確認」,「標準化と管理の定着(歯止め)」,「反省と今後の対応」というステップによって構成されている.

もともとQCストーリーは過去の問題解決事例を他の人にわかりやすく説明するために工夫された報告書の構成のステップであった.

QCストーリーという名称もこのことに発している.

その後,実際に問題を解決していくときの進め方としても非常に有効であることが確認されるようになったため,問題解決法として広く提唱されるようになってきたわけである.

QCストーリーには,新規業務への対応や現状打破を行う活動を効果的に進めるための手順である課題達成型QCストーリーと,上述のような,従来から行われている問題点をみつけて解決していく問題解決型QCストーリーがある.

単にQCストーリーと呼ぶ場合には後者をさす場合が多い.→課題達成型QCストーリー

引用先:クォリティーマネジメント用語辞典 日本規格協会

 

品質管理とQCストーリーの違いは

QCとは、品質管理(Quality Control)のことです。 職場 においてQCサークル(小規模の集団活動チーム)をつくり、品質管理により製品・サービスの 品質改善 ・向上を目指すQC活動を行います。 QCストーリーは、QC活動の進め方という意味です。

 

QCストリーのタイプ、種類

問題解決法で原因に迫って対策を講じるタイプを「問題解決型」、設計的なアプローチを「課題達成型」、原因や対策が見えている場合を「施策実行型」と呼んでいる。

QCストリー 3つの型 活動の内容

種類  課題達成型 問題解決型 施策実行型
問題内容 あるべき姿に近づけるため ありたい姿にちかづけるため  対策優先
活動内容 課題追求、良さを追求する 原因追求、悪さを追及する活動 対策がみえているなら、まず対策を

 

QCストリーのタイプ、種類

QCストリーのタイプ、種類

 

問題解決型QCストーリーの手順

問題解決型QCストーリーの手順は下記のとおり。

問題解決型QCストーリーの8つのステップ

以下の8つのステップで問題の解決をはかる。

① テーマの選定
②現状の把握・目標の設定
③活動計画の作成
④要因の解析
⓹対策の検討と実施
⑥効果の確認
⑦標準化と管理の定着
8反省と今後の対応

改善活動を論理的に一貫したものにし,その成果を着実に蓄積するために,活動をこの8つのステップに従って実施する,この手順は問題解決の方法としは遠回りに思えることもあるが,着実な道であり,結局は最短になる。

*QCストリーの詳細は下記の記事を参照願いします。

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