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連関図法

連関図法 イラスト
連関図法 イラスト

連関図法  【QC用語】

英語:relation diagram method    中国語:关系图法

連関図法とは

「原因ー結果、目的ー手段など絡み合った問題について、その関係を論理的につないでいくことによって問題を解明する方法」

新QC七つ道具の一つにあげられている.

引用先:クォリティーマネジメント用語辞典 日本規格協会


 

連関図法(「relation diagram method」

連関図”とは,「複雑な原因の絡み合う問題について,その因果関係を論理的につないだ図」(JIS Q 9024 : 2003 「マネジメントシステムのパフォーマンス改善一継続的改善の手順及び技法の指針」)のことである.

連関図法は,新QC七つ道具の一手法であり,問題の1次原因,さらにその原因である2次原因などと,原因の抽出を繰り返すことにより,原因間の因果関係を一覧できるようにネットワーク状に表すことで,適切な解決の糸口を見出すために使われる手法である(図53).

連関図法を用いることで,複雑に絡み合った原因間の相互関係を広い視野から見渡せる,因果関係を明確にしていく過程で関係者の共通認識を収れんさせる,連関図の作成過程で枠にはまらず自由に発想転換する.などが可能になる.

連関図は,次の手順で作成することができる.

  • 手順1:問題を設定し,用紙の中央に記載する.
  • 手順2:問題の1次原因を設定し,問題の周辺に配置する.
  • 手順3:2次原因,3次原因と順次原因を掘り下げて,因果関係を矢印で結ぶ.
  •  手順4:因果関係を確認し,原因の追加,修正をする.
  • 手順5:主要原因を絞り込み,色づけなどによって識別する.
  • 手順6:連関図から読み取った結論を記載する.
  • 手順7:必要事項(目的,作成囗,作成場所,作成者など)を記入する.
    連関図とは

    連関図とは

     

連関図法と親和図法(KJ法)及び特性要因図の違い

連関図法は、さまざまな要因が絡み合った問題の原因と結果の因果関係を明確にする方法です。 問題に関する重要な要因を探し出すために、有効な手法です、 親和図法はあやふやな問題の事象を明確化することが目的のため、因果関係の明確化を目的とする連関図法とは意味が異なります。

又、親和図法と似たものに「特性要因図」がありますが、特性要因図は解決したい課題も要因も明確であるときに使われますが、親和図法は言語データなど曖昧で大雑把なデータを整理するときに使われます。

親和図法と特性要因図及連関図法の違い

親和図法と特性要因図及連関図法の違い

 

連関図法 作り方、 使い方

製造業だけでなく、医療、看護等のサービス分野でもしようされている連関図法の作り方、 使い方についての詳細は下記の関連記を参照 願いします。

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